議会報告2017年夏季号を発行しました

議会報告2017年夏季号を発行しました

 議会報告2017年夏季号1面(PDFファイル)

 議会報告2017年夏季号2面(PDFファイル)

【1面】

住民の命あとまわし!
市民のアンケート・パブコメは何だったのか?

協和会からの手紙で突然の計画変更
「協立病院が買う」としていた土地(17億円)を川西市がお買い上げ!!その上…
市北部が2次救急の空白地に

6月議会、「病院の管理運営を指定管理者にできる条例」が提案。北上・吉富・住田・黒田・北野の5議員が反対。
来年3月議会、指定管理者の決定についての議案が提出予定です。

【2面】

保護者の願いは 幼稚園も 保育所も 自宅の近くに預けたい!
幼稚園の有効活用を
 3歳児保育 給食実施 預かり保育

問題だらけの“子ども園”で大丈夫?
待機児童が増えているのに… 保育所つぶさないで!

請願者の趣旨説明スタート 6月議会・請願

みんなで考えよう 川西のまちづくり
 憲法をくらしに生かす 日本共産党 川西市会議員団

たんぽぽだより 号外

この日に重大議案が・・・

2017年6月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

6月19日(月)10:00~ 建設文教公企常任委員会
この日に重大議案が・・・

☆市立川西病院の管理・運営に「指定管理者」の項目を入れるための議案ですが、これが決定すると「指定管理者」の公募に向けて進んでいきます。

☆市立緑保育所、市立松風幼稚園の廃園について議案で上がっています。

たんぽぽだより号外はこちら(画像PDFファイル)

たんぽぽだより 177号

私たちの宝物 市立川西病院

「閉鎖は困る」「街が壊れる」「住民不在で一方的すぎる」

2017年6・7月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

 「たんぽぽだより」177号はこちら(画像PDFファイル)

5月に行われた「出前講座」の市側説明プリントはこれです。

  昨年12月に届いた 協和会からの「病院経営の協力依頼」文書はこれです。(公文書公開請求により入手)

  今年4月の川西市の構想をまとめた「経営会議」の(仮称)「川西市立総合医療センター」構想(案)はこちら(公文書公開請求により入手)

【1面】

私たちの宝物 市立川西病院
「閉鎖は困る」「街が壊れる」「住民不在で一方的すぎる」

「病院存続を」6月議会で要求

 川西病院の閉鎖が突然、5月1日付新聞で報道されて以降、市民から「つぶさないで」の声が上がっています。

 12日から始まる6月議会・一般質問で私(黒田)は、存続を求めて質問します。また、19日の建設文教公企常任委員会には、「指定管理者導入」の議案が審査されます。ぜひ、傍聴においでください。(本会議場・一般質問は映像配信されます)

説明求め「出前講座」

 閉鎖方針を知った市民の方がびっくり。どうなっているのか、と市に説明を求める「出前講座」を計画・5月に北陵、牧の台、東谷公民館で「仮称『川西市立総合医療センター構想(案)』について」をテーマに「出前講座」が開催。私も参加しました。参加者は、「ビラで知った」という方達が3か所で約120人。

176億円は借金で

 出前講座では、作田哲也総合政策部行政経営室長が説明。市立川西病院(250床)」を閉鎖する一方で川西能勢口・キセラ川西医療ゾーンに400床の新病院と山下駅前に北部急病センター(内科・小児科・整形外科)を建設し、管理運営は指定管理者(民間病院)に 委託すること。

 キセラと山下の新病院が入る土地・建設整備費用は176億円、100%市債発行で賄う。市債の償還割合は指定管理者50%、国の地方交付税40%、市10%。市が国から受け取る「政策医療分」のための交付金約3億円(年間)は全額指定管理料として管理者に支払う、などの説明がありました。

市民無視、急ぎ過ぎる

 参加者からは、「住民の命にかかわる北部唯一の救急・総合病院がなくなることは納得できない」「市民無視。決め方、進め方が一方的、急ぎ過ぎる」「病院経営の立て直しがはじまったところ。病院は良くなっている」「猪名川・豊能・能勢の3町の協力、連携を進めるべき」

ゴーストタウンに

「病院がなくなればまちづくりがならず、ゴーストタウンになる」「一刻を争う救急車で運ばれる病院が遠くなるのは困る」「患者だけでなく、家族の負担(時間・交通費)も考えるべき」「パブリックコメントや市民の声を聴いていない」「市が説明会をしないのはおかしい」などと発言。川西病院が34年間、地域医療の拠点、市民の命を守る砦としてがんばってきたことへの信頼や感謝の声と共に、その病院がなくなることへの不安、憤り、怒りの声や要望、意見が共通して出されました。

救急搬送928件

 現在、川西病院(2次救急病院)は、1日平均で入院195人(入院稼働率83.4%)、外来454人。(表参照)

 2016(平成28年)年、市内の救急搬送件数は、5112件。うち川西病院への搬送は928件(18.2%)。これだけの需要を、診察室4つの1次救急対応の山下・北部急病センターで補いきれないこと、市民の不安払拭にならないことは明らかです。

病床163床激減

 新しい病院「キセラ川西センター(400床)」は、第1協立病院(313床)の移転が有力視されています。とすれば、ベッド数は、現在の協立313床+市立病院250床から400床に激減します。また、受診には紹介状が必要であることも明らかになりました。

市民後回し許せない!

 市は、市民の命にかかわる大問題にも関わらず、6月議会で「指定管理者」導入の条例改定を行い、即「指定管理者」を公募・決定するとしています。

 市民は、5月1日の新聞報道と6月市広報のわずかな記事で知ったばかり。

 市民無視で拙速に突き進むあり方は大問題です。

○指定管理者制度…公の施設の管理を市が指定した者に代行させる制度。施設管理の必要経費は、市が指定管理者に委託料として支払う。
委託料は市と指定管理者の協議で決定

○1次,2次,3次救急医療
1次=外来で対応、2次=入院治療や手術に対応、3次=一刻を争う重篤者に対応

○利用料金制…施設の使用料等は、指定管理者の収入に。指定管理者は、市からの委託料と使用料(診療報酬)等の収入で施設を管理する。

【2面】

命、最優先の市政を!

汚染土壌対策は?

 財政難の川西市。整備費用照億円を全額市債で賄いますが、30年間の利子を含めると227億円。ここには今後必要となる汚染土壌・地中構造物対策費用は含まれていません。

管理料増加の危惧も

 市が国から受け取る年約3億円(政策医療への交付金)は、指定管理料として支払われますが、今後、指定管理者との契約いかんで管理料は増えていくでしよう。

 その上、医師・看護師・医療技術者など職員脚人の退職に伴う一般会計の負担も増えるなど、財政的にもリスクの大きい今回の計画を拙速に決める必要は全くありません。

一般会計から補助可能

 市立川西病院は、2001(平成13)年度、市が約7億円を補助し黒字でした(一般会計463億円の1.51%)。現在約10億円の補助は、一般会計545億円1.83%。その10億円のうち政策医療交付金(2億5000万円)は後日国から交付されます。
市全体からみれば十分補えるはずです。

存続は市の役割・責務

 市は公的役割として、入院・手術ができる2次救急病院の空白地をつくらないこと。

 「病院・買い物・公共交通」の3本は、まちづくりの根幹であり、川西病院の廃院・移転、ベッド数削減はまちづくりを大きく歪めます。

 財政運用も含め、市民の命・くらし優先の市政にするよう声をあげ、行動を起こしましょう。

協立も川西も突然の計画変更
なぜ、協和会の「協力依頼」で方針転換したのか?

土地売却で契約

 昨年12月、医療法人協和会から市に「…の協力依頼」の要請があり、これを機に、川西病院の閉鎖、指定管理方式などの新方針・構想(案)が急きょ提案されました。

 しかし、協和会は、2015(平成27)年7月に、キセラ川西医療ゾーンに「移転または開設」を条件に応募し、同10月に決定、市と土地の契約をむすびました。

 その後、市は、「まちづくり調査特別委員会(2016・平成28年9月)でも、法人と補償契約のメドがたったことや入金の仕方などについて報告、今年度の予算委員会でも今年度中に法人から入金があるとの説明を繰り返していました。

 当初計画でやればいい

 法人は、「地域ケアに貢献。CT・MRIなど最新医療機器をはじめ、高度急性期医療体制・24時間救急対応」、低炭素のまちづくりでは「CASBEEAランク」取得や省エネ推進委員会の設置」を提案していました。

 したがって、選定委員会で評価された通り296床の病院を法人の計画・予定通り「移転・開設」なされればいいのです。

「北部で建て替え」を

 川西市は、2015(平成27)年5月に発表した「経営健全化計画』で北部での建て替えや3町の協力・連携など市民に示した計画通り進めるべきです。

 突然、協和会から協力依頼の文書が届いたからと、176億円の借金をして土地・建物を整備し、「指定管理者制度導入」で、管理・運営はすべて民間に任せるなど必要ありません。

 構想(案)は見直し、撤回すべきです。

多治見市民病院の指定管理者制度視察

川西市議会建設文教公企常任委員会は5月24日、岐阜県多治見市の市民病院の指定管理者制度について視察しました。

医師埋まらず

 多治見市は、2012(平成24)年に指定管理者制度で隣接地に新病院(250床)を開院したものの、医療スタッフの不足から136床でスタート。現在212床で運用されています。
多治見市の人口は11万2145人。市立病院(昭和49年建設)は、3次救急医療を担う県立多治見病院の約1㎞の至近距離に立地。国の制度改悪や市の行革によって、市立病院は病床稼働率が39.5%まで落ち込んでいましたが、存続することを決め、新病院建設となり ました。

 2016(平成28)年度実績では、1日平均患者数、入院127人(病床稼働率60%)・外来郷人。現在、市内救急搬送の約3割を受け入れています。

3分の1しか移籍せず

 当時勤務されていた医師14人、看護師・助産師・医療技術者など職員116人、計130人の市職員のうち、医師6人、職員50人、計56人は、指定管理者へ移籍。職員32人は職種転換で市役所へ異動。医師8人、職員34人は、その他に移っておられます。
 また、指定管理者に移籍する職員に対して「給料差額を3年間補償」するための財源は市長はじめ職員給料の減額で対応。職種転換で市役所勤務者が増えたことで「新規職員の採用」に影響が出たという報告。(異動後、退職された方も居られるそうです)

不透明さ拡大

市と指定管理者との関係では、「利用料金制導入。民間経営なので、経営に対してはモノが言えない。人件費やバランスシートなども同じ。毎月の例月監査はあるが。予算委員会で公的医療への資金投入のところで審査いただく。」とのこと。

 結局「指定管理者制度」導入で、医師・看護士確保がスムーズに行く訳ではなく、何より市や議会との関係では、民営のため「不透明な部分」が増えることが明らかになりました。

国の「改革」が痛手

 国の医療制度の改革、自治体独自の行財政改革の嵐が全国の公立病院に大きな痛手・禍根をもたらしたこと。今回の国がさらに押し進める「「新改革プラン」の方向性・財源のしばりが、住民の実態や声・願いを無視して突き進んでいることに憤りを感じた視察でした。

財政が危ないのは市本体でしょ?!

 この間、「たんぽぽだより」でお伝えしているように、市立川西病院の経営は大変です。
 しかし、病院の努力で医師や看護師の確保ができ、経営健全化団体として、2020(平成32)年までの健全化計画がやっと本格軌道にのった処。「行く度に病院がよくなっている」と意見・感想が寄せられるのも当然です。

 病院の40億円・借金と毎年10億円の補助金(2億5000万円は交付金)を「集中攻撃」、予算委員会にもかけず、計画も無視。突然176億円の100%市債発行、20年間の指定管理委託を市民に知らせないまま拙速に突き進むことに私は、大きな違和感・恐ろしさを感じています。

 予算委員会で、市の市債残高は今年度末711億円(市民1人当り45万円)、基金残高は20億円(同12000円)を下回る予定です。財政が厳しいからとわずかな「高齢者交通費補助」を廃止。人口減少だからと壊さなくて良い幼稚園・保育所を解体、高額な認定こども園をドンドン建設予定。第3セクタ一への15億円を超える償還猶予・無利子貸付などは問題にもしません。このアンバランスを是正、市民と共に築き上げてきた財産である全ての公共施設を有効に活用、財政の立て直しと市民が望む施策実現こそが、今、川西市役所としてやるべきことではないでしょうか。

(黒豆の芦・編集後記)

黒田みちのブログ「たんぽぽだより」はこちら

日本共産党川西市会議員団ニュース No.17

6月議会 はじまりました 6月5日~28日

2017年6月 日本共産党川西市会議員団

日本共産党川西市会議員団ニュースNo.17はこちら

6月議会 はじまりました 6月5日~28日

○住田由之輔議員 【一問一答制】

1.(仮称)川西市立総合医療センター構想における、医療法人協和会との協議について

(1) 協和会からの手紙について

(2) 「協力」の内容は何かについて

(3) 話し合いのメンバーについて

(4) 「公募」をすすめる3つのハードルについて

(5) 市民に「構想案」の意見を聞くことについて

2.「公営企業会計全部適用」病院会計でなぜ運営できないかについて

(1) 累積赤字等について

(2) 資本金を増やす考えはなかったのかについて

(3) 一時借入金について

(4) 欠損について

3.市立川西病院に関する大塩市政の検証について

(1) 2009年作成改革プランの検証について

(2) キセラ川西地内への医療ゾーン設定について

(3) 現管理者招致(2011年6月)とこの間の取り組みについて

4.構想案と指定管理者制度導入の課題について

(1) 指定管理者制度について

(2) 「指定管理料」について

(3) 構想案における制度形態について

(4) 議会としてチェックができないシステムは避けるべきことについて

(5) 技術・知識の伝承について

5.構想案・費用負担について

(1) 民間医療法人に有利な費用負担について

(2) 社会医療法人化について

(3) 病院経営の健全化について

(4) 市職員に対する分限免職について

6.市民の命とくらし、財産を守るための提案について

(1) 地域医療を守ることについて

(2) 北部住民のニーズにこたえることについて

(3) 「公立病院として公営企業会計による経営で北部地域での総合医療」を進めることについて

(4) 市民を交えて協議することについて

○北野のり子議員 【一問一答制】

1.高齢者も、現役世代も安心できる公的制度へ

(1) 介護保険制度連続改悪を中止・撤回し提供体制を立て直すことについて

(2) 特養ホームについて、現状把握と課題・今後の整備計画について

(3) 一定所得以上の人のサービス利用時の自己負担引き上げ及び補足給付の影響について

(4) 介護予防・日常生活総合事業について

 ①基準緩和型訪問サービス、基準緩和型通所サービスに参入する指定事業者の状況について

 ②生活支援サポート研修について、受講者数と基準緩和型サービス事業者への就労状況について

 ③市民、利用者への周知について

 ④基準緩和型サービス導入による事業所運営への影響を把握することについて

 ⑤介護サービス事業者・労働者を守り、サービス水準を維持することについて

(5) 障害者総合支援法の改正と自治体の役割について

 ①介護保険制度優先の原則について(対象者数と割合について、年間移行人数について)

 ②障害者総合支援法7条の認識と対応、国へ廃止を求めることについて

 ③介護予防・日常生活総合事業導入に伴う影響について

○黒田みち議員【一問一答制】

1.「川西市子ども・子育て計画」の見直しについて

(1) 実態に応じた「保育の量」の見直しを行うことについて(2号・3号認定について)

(2) 留守家庭児童育成クラブの待機児童解消について

(3) 緑台中学校区、幼稚園と保育所の一体化の検証について

(4) 公立保育所と幼稚園の一体化計画(認定こども園)について

(5) こどもに最善の保育・教育ができるよう「規制緩和」ではなく、保育士・看護師などそれぞれの専門家を配置し、子育て環境が整備できる支援策、財源確保が進むよう国に対して意見を述べることについて

2.市立川西病院(二次救急)を北部に存続することにつて

(1) 市民に対して情報提供と説明責任を果たすことについて

(2)川西市北部、唯一の二次救急・総合病院を存続させることについて

3.市役所玄関前の駐車について

(1) 「駐停車禁止」の看板が立っているのに、わざわざ「カバー」を被せて駐車させている要因について

(2) 特別な駐車をやめることについて

一般質問

6月12日(月)~14日(水)午前9時30分~スタート!!

【発言順位】※敬称略

1.(明日のかわにし)米澤拓哉
2.(日本共産党議員団)住田由之輔
3.(連合市民クラブ)津田加代子
4.(自治市民クラブ)宮坂満喜子
5.(維新の会)上田弘文
6.(無所属)吉富幸夫
7.(公明党)鈴木光義
8.(川西まほろば会)秋田修一
9.(明日のかわにし)斯波康晴
10.(日本共産党議員団)北野紀子
11.(連合市民クラブ)岡留美
12.(自治市民クラブ)北上哲仁
13.(公明党)大﨑淳正14.
(川西まほろば会)加藤仁哉
15.(明日のかわにし)多久和桂子
16.日本共産党議員団黒田みち
17.(連合市民クラブ)安田忠司
18.(公明党)平岡譲
19.(明日のかわにし)小山敏明

6月議会日程一覧

6月5日(月)開会
12日(月)一般質問 ※一般質問のみ9時30分~
13日(火)一般質問   同上
14日(水)一般質問   同上
15日(木)総務生活常任委員会
      総務生活常任委員協議会「
      川西都市開発株式会社の経営状況について」 ※請願①②
16日(金)厚生常任委員会
      厚生常任委員協議会
      「平成28年度川西市国民健康保険事業特別会計の収支及び医療給付費の状況について」
19日(月)建設文教公企常任委員会         ※請願③
      建設文教公企常任委員協議会
      「花屋敷団地建替事業に係る事業手法について」
22日(水)まちづくり調査特別委員会
      「キセラ川西整備事業の進捗状況について」
28日(木)最終日

議案

○川西市立幼保連携型認定こども園条例の制定について
○川西市子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例の制定について
○川西市立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
○川西市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
○平成29年度川西市一般会計補正予算(第1回)等‥

請願

①「共謀罪法案(組織的犯罪処罰法改正案)の廃案を求める意見書」の採択を求める請願書
②「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める請願書
③「小中学校に受ける小人数学級の実現と義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願書
※①②は、6月15日(木)開催の総務生活常任委員会に付託
※③は、6月19日(月)開催の建設文教公企常任委員会に付託

兵庫県知事選挙6月15日告示、7月2日投開票
いよいよ県知事選挙がスタートします。

【演説会予定】

*6月16日午後6時30分~
*川西能勢口駅前アステホール6階
550万県民にやさしい兵庫をつくる!
ぜひ、お越しください。

北野のり子だより No.33

(仮称)「川西市立総合医療センター」構想(案)に怒り!!
中央部に病院集中?! 北部に病院必要。残すべき!!

2017年6月
日本共産党川西市議会議員 北野のり子

北野のり子だよりNo.33 2017年6月号はこちら(PDFファイル)

【1面】

5月1日議員協議会

(仮称)「川西市立総合医療センター」構想(案)に怒り!!
中央部に病院集中?! 北部に病院必要。残すべき!!

突然の指定管理者導入 公設民営化へ

 5月1日の議員協議会で(仮称)「川西市立総合医療センター」構想(案)について説明、質疑が行われました。

 議会や職員に正式に報告される前に既に新聞等で報じられ、明らかになった今回の構想(案)に怒り心頭です。

 市が示した構想(案)によると、キセラ川西内医療ゾーン(火打1)にキセラ川西センター(26診療科、8専門センター・400床)、山下駅前の民間所有地に24時間の北部急病センター(内科・整形外科・小児科・床0)を開設するというものです。

 運営については、指定管理者制度を導入。今年10月に指定管理者の募集開始、来年1月に決定し、平成31年度から市立川西病院で開始。平成33年度から20年間、新設する総合医療センターの指定管理を行うと説明。

医療法人・協和会に売却 29年度予算に計上

 平成27年10月にキセラ川西医療ゾーンは、協和会に約17億円で売却、29年度中にお金が入ると予算にも計上していました。なぜ?こうした案が出できたのか理解できません。

 市は、昨年12月に協和会より「市内に二カ所の急性期病院の建設はありえない。市が公立病院を建設するなら辞退する」と申し出がり、今年1月より、協和会と意見交換し議論を進めてきた。3月27日~29日、市長と集中的に協議を行い、4月中旬に決定をしたと述べました。

北部地域で公立病院として存続をの声、反映されず

 市立川西病院事業新経営改革プラン(案)に既に186人、362件のパブコメが寄せられ、中でも病院の立地は、北部に希望が92件、経営形態の見直しついても公立病院としての役割が47件、猪名川町、能勢町、豊能町との協力26件。「北部地域で公立病院として残して欲しい」が、最も多いみなさんの意見ですがパブコメに応える内容になっていません。

 副市長は、協議会の席で、「現段階では、構想(案)通り進めて行く。否定的な意見は受け入れにくい」と発言。北部地域から2次救急がなくなることをどう考えているのでしょうか。

指定管理者制度で自治体病院が守れますか??

 指定管理者を公募するといいますが、もう決まっているのでは…? 病院の場合、幅広い候補者が存在しません。市内でも150床以上の法人は、3法人のみ。22年間と長期に亘る指定期間、病院事業の安定性、自治体病院に求められる医療機能を公的に確保できるのか疑問です。指定管理者制度は、どうしても経営状況が優先され、一定の収益が確保できなければ指定管理料の値上げや最悪の場合、途中で撤退されないよう市が財政負担する可能性も。実際に指定期間の途中で「経営的に赤字が解消されない」、「医師確保ができない」ことを理由に指定管理を返上する事例が報告されています。

 指定管理者導入が、地域医療の公的責任を果たせず運営が不安定、医療スタッフも集まらない。直営よりも経費がかさむことになり、自治体財政を圧迫するリスクが常にあることもしっかり考えるべきです。

指定管理者制度にすれば自治体職員でなくなる

 指定管理者制度移行後は、医療法人の就業規則になるため、そこで働く職員の処遇は自治体職員でなくなります。希望すれば優先的に採用すると言いますが、280人の職員全員が一旦退職(分限免職)することになります。将来にも影響がある問題なのに職員への説明は後回しです。

事業総額176億円、100%地方債 機械で議論無しで進める

 総額176億円は、全て地方債。議会で議論なく突き進むやり方は、議会軽視、市民無視と言わざるを得ません。

176億円 新病院整備財源

地方債100%
○地方交付税(国)→40%
○市       →10%
○指定管理者   →50%
病院運営費用

収益→医業収益・指定管理料 医業外収益
費用→医業費用・指定管理者負担金(30年間分割償還)
   医業外費用

 構想(案)により、阪神北圏域(市内病院)の病床数が減ることになり、北部地域だけでなく川西全体にも大きな影響が生じることになります。市民の声をしっかり聞き再考すべきです。

【2面】

視察報告 デンマーク・風のがっこう研修ツァー 報告その1

 4月17日から25日、「デンマーク・風のがっこう研修ツアー」に参加しました。

 世界で最も幸せの国と呼ばれるデンマークは、九州と山口県と合わせた面積に兵庫県と同じぐらいの人口規模の小さな国。

 到着した日は、雪もチラつきまるで真冬のようでした。

 18日、コペンハーゲンの目抜き通り、ストロイエの起点に建つコペンハーゲンの市庁舎市や国会議事堂へ。また、プレイパーク(125箇所ある)にも行きました。タイミングよく先生に連れられ子どもたちがやってきました(先生7人・子ども28人)。デンマークでは、子どもの能力を育てるために10歳まではしっかり遊ばせることを徹底しています。怪我をしたって子どもの責任です。日本との違いを感じさせられました。(つづく)

健康づくりの拠点・地域包括ケアシステム

 厚生常任委員会視察で岐阜市長良川防災・健康ステーションを視察しました。

 ここのステーションは、健康づくりに関する様々なサービスを提供することで、健康に関心のない市民の健康意識の向上、健康増進を図ること、健康づくりを継続できるよう支援することが目的としています。ガラス越しに長良川を見ながらトレーニングができ、1日平均110人(7割が女性)が来館。60代以上が7割を占めています。

 視察2日目、武蔵野市へ。

 「地域包括ケアシステム推進への取り組みについて」説明していただきました。

 武蔵野市は高齢者福祉に大変力を入れています。

 その一つがテンミリオンハウス。介護予防・健康づくり体操、空き家や市有施設を活用し、NPOや住民団体が市から補助を受け、手芸、書道、体操、喫茶、世代間交流、緊急ショートステイ、イベント実施… 。現在市内8カ所(市3・民5)で行われています。

 また、平成11年度からスタートしたレモテンミリオンハウス。介護予防・健康づくり体操、空き家や市有施設を活用し、NPOや住民団体が市から補助を受け、手芸、書道、体操、喫茶、世代間交流、緊急ショートステイ、イベント実施…。現在市内8カ所(市3・民5)で行われています。

 また、平成11年度からスタートしたレモンキャップは、外出が困難な方のための移送サービス。こちらも商店主を中心とした地域の有償ボランティアが運転手を務め、共助による支え合いのサービスを提供しています。現在、移動車が9台あり、市が購入。予約がとれないこと、タクシー業界から目の敵にされていると等、課題もあるとのことです。

 また、平成7年より全国初のコミュニティバス「ムーバス」開始。バス停の間隔を200mに設定し、高齢者でもバス停まで休まず歩けるよう配慮されています。現在、7路線9ルート、乗車運賃は100円で赤字路線には運行補助金を出しているそうです。

市民要望あれこれ

「溝に柵を設置して欲しい」と要望があり、実現しました。(鼓が滝)
どんなことでもお気軽に、ご連絡ください。

憲法が輝く兵庫県政をつくる川西・猪名川の会

 4月28日、川西・猪名川の会は、川西能勢口駅前アステ通路で、憲法県政の会代表幹事の津川ともひささんを迎え、宣伝を行いました。

 23人が参加し、シンボルカラーのオレンジ色のノボリやタペストリーを掲げ、「生活をささえる・平和にこだわる・原発ゼロをめざす兵庫県に」と訴えました。通りすがりの人から「応援しています。井戸県政の悪政をもっと発信して」という要望の声、若者と対話がはずむ等、津川さんへの期待が高まっています。

6月議会日程

○6月 5日 開会

○ 12日~14日 一般質問

※一般質問は、9:30スタート

○ 15日 総務生活常任委員会  終了後「川西都市開発(株)の経営について」

○ 16日 厚生常任委員会  終了後「平成28年度川西市国民健康保険事業特別会計の収支及び医療給付費の状況について」

○ 19日 建設文教公企常任委員会  終了後「花屋敷団地建替事業に係る事業手法について」

○ 22日「キセラ川西整備事業の進捗状況について」

○ 28日 最終本会議

たんぽぽだより 176号テキスト版

なくさないで!私たちの宝物 市立川西病院

北部で入院できる唯一の「2次救急病院」

2017年5・6月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

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「川西病院つぶさんといて」閉鎖方針にびっくり(゚д゚)

 川西市は4月末,市立川西病院の閉鎖と代替案をメディアに発表、5月1日に議員協議会が開催されました。協議会には「新聞を見てびっくり」「なんで?! 閉鎖は困る」といった市民が9時過ぎから多数詰め掛け、市の説明を真剣に聞き入りました。

民間運営方式で中部に

 市が示した「川西市立総合医療センター構想(案)」(川西市HP)によると2021(平成33)年度に現在の川西病院を閉鎖、あらたに中部の火打地城に「キセラ川西センター(400床)を建設。

 山下駅前にも「北部急病センター」を建設し、管理・運営を指定管理者に委託します。市が土地購入、建物を建設・所有、指定管理者(病院)に提供し、管理と運営はすべ指定病院が行う「公設民営」の形です。

 キセラ川西には、協和会・協立病院の移転が有力視されています。

歳をとり、病院必要

 この構想を新聞やテレビで知った市民はびっくり。「歳を重ねてきて、これから病院が必要な時に…」「ここに小児科を含め病院があるから引っ越してきたのに」など戸惑いや不安、怒りの声が上がっていいます。

山下駅前に急病センター

 市は川西病院閉鎖に伴う北部地域の医療対策として「北部急病センター」を山下訳前に土地購入・建設するとしています.

 しかし、内科、整形外科、小児科の医師を各1人配置して24時間体制とし、4つの診察室、8つの観察室の一次救急(入院しない急病)で対応できるのか、川西市の北部から2次救急(入院ができる急病)を担う総合病院がなくなり、救急車で遠くまで運ぶ事態になっていいのか。
 大きな問題が山積です。

l日平均650人が利用

 川西病院の1日予定患者数(今年度予算委員会の数値)は外来が454人、入院が195人ですが、これだけの患者さんはどうなるのでしょうか。(入院稼働率83.4%)

 山下駅前に建設する急病センターで対応できるはずがないとたくさんの意見がだされましたが、市は「今後詳細を検討する」を繰り返すばかりの答弁でした。

1983年に開院

 現在の「市立川西病院」は.今の市役所横(中央町)にあったものを移転させて1983(昭和58)年10月に開院しました.

 当時は、川西篠山線12号もなく能勢電車の便数も少ない交通の不便な地域でしたが.南北に細長い川西の地形からみて北部に病院が必要と判断して開院、市の大型住宅団地開発を支えてきました。

病院ニーズ高まる

 開院から34年、病院のある北部地域では高齢化が進み病院通いが増えています。また.若い世代が増えつつあり、子育てしやすい、くらしやすい環境をつくる必要が高まっています。この北部地域で、急病傷、出産、小児科に対応する病院はなくてはならないものです。

 川西病院をめぐってはこれまで、「市立川西病院事業経営改革プラン」「経営健全化計画」、そって、北部での建て替えを含め,医師の確保や地域医療連携などの努力が進みはじめていました。

 その矢先の、性急な突然の計画変更は、市民の願いを切り捨て、病院関係者の努力を踏みにじり、混乱を招きかねません。

 市は、今回の方針を見直し、市民や議会と共に「川西病院はどうあるべきか」をじっくり検討すべきではないでしょうか。

「市立川西病院」をなぜつぶすのか?!

「北部に病院必要」 声 多数

 「市民全体、スタッフのこと、経営を考えた上での構想だ」と大塩市長はいいまずが、市民の意見はどのように反映されたのでしょう。

 市がまとめた「病院改革プラン」に対するパブリックコメントでも「公立病院としての存続―「北部での建て替え―「1市3町との連携」などが多数。民間活用賛成の意見はわずか2%(3件)、能勢口周辺希望は2件だけです。

 「存続を求める」署名9500筆も提出されています。川西中部以南には病院がたくさんあるのに北部は開業医も少なく、川西病院がなくなると大変困る、という実態が現れています。

 2次救急がなくなる!?

 なかでも閉鎖に伴う深刻な問題は.川西市の北部に2次救急(入院が可能)を担う総合病院がなくなること。救急車で遠くまで運ぶ事態が起こります。

 なぜ、病院や診療所が密集する中央部にわざわざ新しく病院をつくり.北部病院を閉鎖、2次救急の空白地をつくる必要があるでしょうか。

 今回の構想の理由に市は病院の赤字経営をあげています。

 現在、市は補助金約10億円を支出し、病院経営を支えています。この10億円の支出が大変だと大騒ぎをしますが、そのうちの2億5000万円~3億円は,小児、産婦人科、救急などの不採算部門への支出。これらの不採算部門は赤字であってもやるべき公立病院の使命です。(国から交付金措置されます)

 また、地域医療を守るため、採算の悪い地域でも存続させる必要があるでしょう。

 北部地域は民間の病院が少なく.猪名川、豊能、能勢町を含む1市3町の医療の拠点としてなくてはならない存在です。

北部で建て替えを

 公立病院の使命を担う立場で、できるだけ赤字を減らし、改革をどう進めるか。市は、一昨年5月に示した「市立川西病院の整備に向けた考え方」で、建て替えによる整備を基本としており、本来の計画通り、北部で猪名川、豊能、能勢3町との連携、協力を得ながら建て替えを含めた議論こそ早急に行うべきです。

危うい176億円 100%借金
予算委・審議抜きの専断

 市は、2017(平成29)年度末の市債残高は711億円、基金残高が20億円と厳しい財政状況にあります。しかし今回の整備事業費176億円は、予算委員会で一言も触れられず、予算に全く反映されないまま、100%の市債発行で賄う計画です。トップダウンでの行政先行、議会でしっかり議論しないまま突き進む危うさを感じます。

指定管理者制度も問題

 市が土地と建物を所有し、管理、運営はすべて民間病院が担う「指定管理者制度」の導入。医療事故など起これば、「公立病院」としての市の責任は免れません。指定管理者制度にすれば、赤字は解消できるのでしょうか。指定管理者制度の導入では、現市立病院に対するような行政や議会のチェックはできなくなります。経営悪化・医師や看護師確保ができないなど、何かあれば市が責任を取らざるをえません。結局、市民の税金で補うことになります。

拙速な見通しに危惧

 指定管理期間は2019(平成31)年度にスタートし新病院開院後20年間。その間の収支計画は綿密なのか。市のあまりに拙速な病院、財政計画の変更で、見通しを危惧する声が上がるのは当然のこと。

 土地整地のための汚染土壌や地中構造物対策費は含まれていない点も気かがりです。

職員は分限免職(クビ)

 同制度の導入で、現在市の職員である医師や看護師、医療援術者約280人は分限免職となることも大問題、院内保育所や給食など委託業務など病院業務への影響も広がります。

 周辺の街やくらしへの影響も大きくでるでしょう。

「土地売却」方針急転 安い土地代、さらに…

 キセラ川西医療ゾーンには、2015(H27)年10月に1社しか応募がなく、「協和会・協立病院1980(昭和55)年」が建て替えを含めて参入する予定で契約されていました。

 その時点でも「土地購入費」が、すぐ横のマンション建設場所より㎡単価35000円余安い(差額3億8000万円)」「医療事業者選定部会において、財務計画の資金調達・償還計面への評価が低い」「現協立病院の稼働率が71.4%なのに、提案書には85.9%と過大に見積もっているのでは」などの問題が指摘されていました。
 契約後、入金もないまま1年半が経過、今春の予算委員会で、今年度中に土地代17億円が入ってくる」と説明があったところです。

 ところが突然の「川西市立総合医療センター」構想(案)。一体何があったのでしようか。

 12月に「協力要請」!

 議員協議会の説明によると、昨年12月に協和会から「病院経営の協力依頼」の文書が届いた。「地域医療の核として…、緊密な連携…、具体的な交渉…、市としてメドがたった。そして、今回の構想(案)になった」というものですが、「大丈夫なの?」といいたくなります。(協和会からの「病院経営の協力依頼」文書はこちら)
(4月の川西市の構想をまとめた「経営会議」の結論はこちら)

公募、「協立」で確定?!

 民間病院の建て替えや運営に国の補助金や交付金は支給されません。しかし、今回の構想のように、「市立病院」で建設すれば、地方交付税が40%入る。市は、不採算部門(政策医療)への交付金(約3億円)と指定管理料を指定管理者に払い続けることになります。

 指定管理者を公募するとしていますが、この経過で協立病院以外に受ける病院はあるでしょうか。

投資、中央地区偏重

 中央北地区開発では、頓挫した住宅街区整備事業への借金返しが毎年9億円余続いています。

 そのうえ、区画整理事業・キセラに約108億円、地域内の低炭素型複合施設に約108億円と今回の病院設置計画など、この場所にばかり税金投入・借金するあり方こそ問題なのです。

努力実らせ病院存続を

 400床の新病院を建設しても、現「協立病院(313床)、現「川西病院(250床)」のベッド数ですから、163床足りません(許可病床・ホームページより)。北部の二次救急・総台病院がなくなることと合わせて、構想(案)の見直しを求め、住民が望む安心・安全の地域医療確保、北部での建て替えや医師などの確保、地域医療連携など、「市立川西病院事業経営改革プラン」「経営健全化計画」にそった努力を実らせましょう。そのために声をあげましょう。

 私も力を尽くします。

たんぽぽだより 176号

なくさないで!私たちの宝物 市立川西病院

北部で入院できる唯一の「2次救急病院」

「川西病院つぶさんといて」閉鎖方針にびっくり

2017年5・6月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

 たんぽぽだより 176号のテキスト版はこちら(内容は同じです)

 「たんぽぽだより」176号はこちら(画像PDFファイル)

昨年12月に届いた 協和会からの「病院経営の協力依頼」文書はこれです。

今年4月の川西市の構想をまとめた「経営会議」の結論はこちら

(仮称)「川西市立総合医療センター」構想(案)はこちら(川西市HP)

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